都立合格発表

2007-03-01 17:00:00

今日は都立の合格発表日だ。最近、都立のレベルが低下しているといわれているけど、独自作成問題を採用したあたりから、上位校のレベルは私立の難関高校に引けをとらないものになっていると思う。たとえば、一昨年は早大本庄に合格した生徒が日比谷高校に落ちたし、昨年は「駿台模試」で良い成績(偏差値60はコンスタントに超えていた)を残した子が及ばなかった。

私は文系の講師なので、英語の問題はどの高校のものでも入念にチェックするようにしているのだが、日比谷高校のものは慶応や早稲田の付属校と比較しても、十分解きづらいレベルのものだ。早慶の付属校では問題により精読を要するものが出題されるが、日比谷高校は平易な文章をとにかく大量に素早く読み取らなければならない。だから、英語が得意な人でも、早慶の問題は解けるけど、日比谷は時間が足りなくて散々な結果になることもよくある。

今年の都立入試はみんなよくがんばって、なんとか順当な結果になった。特に上位校を受験した子たちには、講師側も最近の反省を生かして、とにかく速読の練習を反復させたのが功を奏した。この調子で来年の受験も全員合格させたいものだ。

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受験戦線の総括!

2007-02-25 17:00:00

塾講師の2006年がやっと終わった。高校入試では全滅した生徒はいないし、あとは都立の発表を待つだけだ。今年実感したことは、思った以上に中学入試のレベルが上がっていることだ。3年前までなら確実に合格するはずの偏差値を模試で叩き出していた生徒が全滅したり、受験倍率が思ったより高くなった中学校があったり、大学受験なみに志望校対策をしなければならない時代がやってきたことを実感した。

今までは、なんだかんだ言っても、志望校対策の授業を採らなくても開成や女子学院などの御三家には受かっていたものだが、そういった生徒も少なくなっている。

今回良い結果が出た生徒たちは小学3年生のころから塾に通い始めた子どもたちばかりだった。昔のように5年生から通っていては手遅れだし、4年生からでも多少厳しくなりつつある。

そういった現状を踏まえてか、大手塾の中には小学1年生から優秀生を囲い込むためのコースを設置するところが増えている。本気で中学受験を考えるなら、これからは小学校に入学するとともに、塾にも通い始めるくらいの気概を持たなければならないかもしれない。

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ほぼ終戦

2007-02-20 17:00:00

中学入試は完全に結果が出たし、高校入試も都立入試を残して、それ以外はほぼ大勢が決した。都立高校は最近人気が回復傾向にあるようだけど、私が勤務している地域では私立高校の人気が衰えている気配はない。50人以上いる中学3年生の中で都立高校を第一志望にしている生徒は10人程度だ。私立高校志望で合格した連中は早速卒業イベントの計画を立てている。

この時期になると、都立志望の生徒を受け持っていない塾講師たちも気が抜けて、卒業していく生徒たちをどんなイベントで送るか、あれやこれやと意見を出しあっている。

塾の卒業イベントは全校でまとめて実施するところもあれば、校舎ごとに校長が中心となってイベントを開催するところもある。うちは後者の方で、今年は身長168cm(自称)、体重120kg(推定)の友人が幹事を勤めることになった。とはいっても、うちの校舎のイベントは大体決まっている。校長がギター片手に長渕を歌ったり、職員がお金を出し合って買ったプレゼントをめぐってビンゴ大会を開催したりと、ありきたりなやつだ。

毎年参加している身からしたら、こんなので生徒が喜ぶのか甚だ疑問を感じるのだが、これがまたなぜか生徒には大人気だ。特に校長の長渕には、卒業生一同大盛り上がりになる。普段あまり頼りのない校長だけど、こんなときにはすごく役立つものだ。

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私立高校の受験真っ盛り

2007-02-12 17:00:00

2月10からの数日間は東京の私立高校の多くが入試を実施する天王山だ。私が勤務している地域は都立高校よりも私立高校を目指す生徒が多いので、実質高校受験の天王山でもある。特に早慶の付属校を目指している生徒は2月9日の早大本庄をはじめ気の抜けない日々が続く。

しかし、最近の高校入試は、5年前に比べて受験における経済格差がかなり開いているように思う。比較的余裕のある家庭は私立高校を平均5校(東京都以外の私立高校を含む)程度受験するのだが、そうでない家庭は1校、多くても推薦入試と合わせて2校程度に絞る傾向が強い。これでは受験計画を立てるときに選択肢は限られてしまう。

まぁ、高校で最終学歴が決まるわけじゃないし、ましてや人生が決定的なものになるわけじゃないけど、資金力のハンデは大きく感じる。

と、受験の真っ最中にこんなことを述べるのは不謹慎だね。生徒たちには、今は目の前にある受験に向かって全力を尽くしてがんばってほしい。日本政府も教育改革に力を入れるみたいだし、「何とかなるさ」と思って、2ヶ月後の新しい生活を手に入れよう!(←結構、無責任な発言かも…、ごめんね。まあ、先生もダメダメってことで許して。汗)

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面接試験対策はお笑い劇場!?

2007-01-21 17:00:00

1月の高校入試の山場は推薦入試だ。毎年、この時期から推薦入試がスタートするので、多くの学習塾では冬期講習会が終わると、推薦入試用に面接対策をする。

教室の一室を試験会場、別の一室を控え室にして、土曜の午前中や平日の授業がない日を見計らって実施する。

中学入試でも面接試験をするところはあるが、こちらは高校受験と比較すると、重要度はそれほど高くはない。まだ受験生が小学生ということもあるので、難関校でも学校側が高いレベルの受け答えを望んでいるわけではないからだ。

しかし、高校入試になると、多少話は異なる。受験生は昔でいえば立派な大人の年齢だ。小学生と違って、それなりに社会性のある受け答えが要求される。

「なぜ本校を志望したのですか? 理由を教えてください」

必ず聞かれる志望動機の質問に、

「○○学園は田舎にあって、校舎がめちゃくちゃ広いことです」

「△△高校は偏差値が高いからです」

「□□学院は………えっと…」

八割方の生徒からはこんな感じの答えが返ってくる。

そういった生徒のほとんどは、「校舎が広ければどこでもいいのか!」とツッコミを入れたり、「偏差値以外に魅力は?」と質問したりすると、黙ってしまうか、笑ってごまかそうとする。まあ、最初から志望動機が答えられないヤツもいるので、それよりはマシだけど。

中には、最初から最後まで、何を聞いても笑い続ける人間もいるし、普通に志望動機を答えられるだけで、面接は受かったも同然の状態になるのに、それが中々できない生徒が最近は増えているように思う。このお笑い劇場が本番で繰り広げられないことを祈るばかりだ。(本番が終わって生徒に感想を聞くと、笑点にも負けない寄席を繰り広げたヤツが大抵いるが、その話はまたいずれ)

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文化の日なのに補習授業

2006-11-03 17:00:00

世間は今日から三連休。でも、学習塾のカレンダーには三連休という文字がない。文化の日は小学5年生の補習授業、土曜日は各種イベント(テストなど)と中学生の英語、日曜日は受験生用の特別講座。この時期、目が回るほど塾は忙しい。
塾の新学期は、小学生なら来年の2月、中学生なら3月からスタートするケースが多い。ちょうど受験が終わる時期に、受験学年以外は新学期がスタートする仕組みだ。
その影響もあって、11月から1月にかけて多くの塾は新入生獲得のための電話がけや無料テストを実施する。私が勤務している塾も例外ではない。

この前、テストを受けた小学3年生の家庭に、勧誘の電話をした。
「お子様の成績なら、今から塾に通い始めれば、御三家も夢じゃありませんよ!」
実際には厳しいテスト結果だったが、こちらにも営業ノルマがあるので、ほめ殺し作戦に出た。
「あぁ、お兄ちゃんも同じようなこといわれましたけど、あの成績ですからねぇ。お世辞は結構ですよ」
いきなり撃沈。二の句を告げなくなった私は、しどろもどろに「でも、可能性は本当に高いと思うんですよ」と無責任な発言を繰り返しながら、電話を切った。もちろん相手に対しての訴求力は皆無に等しい状態だ。

結局、お兄ちゃんも通っているからという理由で、その子は入塾が決まったが、なんとも微妙な気分だ。今度から電話をするときは、兄弟生の状況も事前に調べておこう。

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