受験が終わったばかりなのに…
2007-03-18 17:00:00
気がつけば三月も残り2週間を切った。入試が終わってやれやれ、と一息つきたいところだけど、目の前に春休みがどーんと待ち構えている。この時期は新学年を迎えるにあたって個人面談が集中する。名目上は新学年の方針を保護者に伝えるための制度だけど、塾側の意図としては春期講習を契機に他の塾に転塾しないようにする防止策の意味合いも強い。受験を控えた学年であれば、今が転塾の最後のチャンスといっても良いだろう。夏休み以降の転塾はどうしてもリスクが伴う。通っている塾に不安を抱いているなら、子どもの将来がこの一瞬にかかっていると思って真剣に塾探しをしたほうが良い。
春期講習会の日程は塾により多少異なるけど、おおむね4日間×2タームというのがオーソドックスなようだ。夏期講習に比べると短いけれど、塾にいる時間は6月や10月など普通の月に比べると多い。一日2教科を90分勉強すると、8日間で計24時間勉強したことになる。これは通常月の1ヶ月分の勉強時間に相当するので、保護者も生徒も無駄にするのはもったいないという気概で講習会に臨まないと、学力的な面から考えても、大きな差がつく時期となる。
Category : 愚痴、その他メリークリスマス
2006-12-24 17:00:00世間はクリスマス!しかし、塾は勝負の冬期講習に備えて、授業準備をする先生たちであふれている。十冊以上ある教科書に講習会中の授業に必要なことをメモっていると、ふと、今頃生徒たちはクリスマスケーキを食べながら楽しく過ごしているんだろうな、と考えてしまう。まぁ、人間だから、自分が苦労しているときに他人の幸せを妬むのも無理はないだろう。「冬期講習会でみっちり勉強させてやる」と心の中で繰り返しながら授業準備をしている。我ながら、淋しいクリスマスだ。
でも、やさしい生徒もいる。クリスマスにひょっこり塾に現れると、「先生、メリークリスマス!」といって手作りのクッキーを持ってきてくれたりするのだ。毎年いるわけではないけど、孤独な心に暖かいものが満たされる。だけど、子供は残酷だ。疲れた体にムチを打って授業準備をしている先生たちを一旦喜ばせときながら、「ハズレもあるよ」とかわいい笑顔を見せて、私を見つめる。
私たちも慣れたもので、「じゃ、お前も一緒に食え」といって生徒をロシアンルーレットに参加させ、危険?なクッキーを同時にほおばるのだ。大抵は先生の誰かしらが当たって「お前、宿題100倍ね」とかなんとかいって生徒を笑わせるのだが、今年は生徒自身に当たった。あまりにも涙目になってかわいそうだったので、お口直しのジュースをおごった。こいつは、来年はもう少しまともなクッキーを作ってくるだろう。
Category : 愚痴、その他失敗! 眠くなっちゃった
2006-12-11 17:00:00クリスマスシーズン到来!この前、ハンズに野暮用で出かけたら、クリスマスツリーが山のように飾られていた。ということで、私も授業をクリスマスモードに変えて、英語のクリスマスソングを使った授業をやることにした。一口にクリスマスソングといっても、CD屋にいけば棚1列がそれで埋まっているのは当たり前、中には棚丸ごとクリスマスソングが並んでいるショップもあった。
いろいろと迷ってしまったが、とりあえず私が一番好きなビートルズの「merry christmas」を使おうと思い、手をビートルズの棚に伸ばした。ところが! ない!\( ̄□ ̄;)/クリスマスソングの棚すべてを探しても、「merry christmas」という曲が入ったCDがない!!仕方がないので、急遽カーペンターズのクリスマスソング集を買い、「silent night(きよしこの夜)」を使うことにした。
ここまでくれば、なぜ今日のタイトルに「失敗!」がついているか予想できる人もいるよね。「きよしこの夜」だよ、我ながらなんでこの曲を選んだときに、授業の様子が想像できなかったか不思議だけど、まあ、案の定というかなんというか、子守唄に呼び寄せられた睡魔の犠牲者が多数発生。楽しいクリスマスっていうより、安らかに眠るクリスマスになってしまった。授業が終わった後に同僚にその話をして、「ビートルズのmerry christmasがあればなぁ」と愚痴ったら、「それ、ジョンレノンのwar is overだよ」っていわれて撃沈。見つかるわけがないはずだ。
Category : 愚痴、その他学校の先生はつらいよ
2006-12-07 17:00:00仕事上のつきあいで友人になった学校教師と飲みにいった。お互い学校と塾という差はあるが、同じ年代の生徒を指導する職業だ。話題は自然と今の中学生に関するものになった。私が「最近の中学生は自由というか、わがままというか、怒られた経験のない奴が増えていますよね」というと、学校教師は「怒れない教師も増えているんですよ」と答えた。
怒れない教師が増えている…、教師といったら怒るのが仕事のようなものなのに、これはかなり致命的な欠陥なのではないだろうか。教師は続けた。「昔だったらどう怒ってよいか分からなくなったら、グーで拳骨ができたんだけど、今は生徒に触れることすら躊躇してしまいますよ。理不尽に怒鳴りつけでもしたら、保護者が学校に乗り込んでくる時代ですからね」そういえば、新宿区の若い女性教師が保護者からの圧迫に耐えられなくなって、自殺したという悲しいニュースがあったが、それも昔では考えられない事件だ。
ひょっとして学校改革うんぬんの前に、親を改革しないといけないのではないだろうか。学校の指導力低下と家庭の指導力低下は、傍から見ていると密接な関係があるような気がしてならない。今、教育基本法が改正されているけど、同時に親の指導力に関しても議論をして欲しいと思う次第であります(←微妙に弱気。本音は親がちゃんと子どものことを考えてくれると、塾講師としても仕事がしやすくなるから)。
Category : 愚痴、その他塾講師の必需品
2006-11-14 17:00:00
塾講師の必需品、それはテキストでも、参考書でもない。シャチハタとポケットティッシュだ。
保護者向けの報告書、宿題チェックの証、給料明細書の受け取り確認、連絡帳への捺印など、印鑑を使用する場面が多い。朱肉を使って捺印するのはかなり面倒な作業となる。だからシャチハタを使ってパッパッパーと済ますようにするのが、賢い方法だ。それに、シャチハタがあると、うるさい子どもを注意するとき、手の甲に捺印して黙らせたりすることもできるので、結構、重宝している。
保護者向けの報告書、宿題チェックの証、給料明細書の受け取り確認、連絡帳への捺印など、印鑑を使用する場面が多い。朱肉を使って捺印するのはかなり面倒な作業となる。だからシャチハタを使ってパッパッパーと済ますようにするのが、賢い方法だ。それに、シャチハタがあると、うるさい子どもを注意するとき、手の甲に捺印して黙らせたりすることもできるので、結構、重宝している。
では、ポケットティッシュがなぜ必要なのか。
塾は子どもが通っている。しかも小学3年生や4年生など、幼い子どもも多い。さらに今は季節の変わり目だ。体調を崩し、鼻をぐずらせる生徒が増える。
「せんせーい、鼻水が出てきたぁ」
と、素っ頓狂な声で、報告してくる子どももいる。
「手で拭け!」と昔、生徒にいったら、親から電話がかかってきた。
「先生の塾には、ティッシュもないんですか!」
うーん、いいたいことは分からないでもないが、クレームを出すほどの内容なのだろうか。
ま、何はともあれ、クレームに対処するのが、塾講師の仕事でもある。その出来事以来、私はポケットティッシュを手放せなくなった。
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